秋の夜長に読みたい!お茶にまつわる漫画5選
2022.09.22(Thu)
着々と陽が落ちるのが早くなっていることを感じる今日この頃。
殺人級の暑さが続いた夏でしたが、なんだかんだで秋へと移り変わっていき、
過ごしやすい気候になってきています。
秋といえば食欲の秋、スポーツの秋、読書の秋と言われますが、
今回は読書の秋をピックアップして、お茶にまつわる漫画をご紹介していきます。
その①:茶柱倶楽部 / 作者 青木幸子
茶柱倶楽部は『週刊漫画TIMES』(芳文社)で、
2010年〜2015年に連載していた喫茶漫画です。
作品ではお茶の種類や道具、淹れ方などお茶にまつわる知識がたくさん盛り込まれており、お茶に詳しくなくても楽しく読める内容になっています。
単行本では作中で登場したお茶を作っている会社情報が掲載されているので、実際にお茶を探すことも可能です。
【あらすじ】
静岡の老舗茶屋の娘・伊井田鈴は、ある日、足を挫いたお婆さんの手当てを行い、お礼としてお婆さんからお茶を貰う。
そのお茶の美味しさに魅了され、お茶のことを知りたくてお婆さんを探すが、手がかりは全くない。
そんな中、たまたま買った宝くじで大金を当てた鈴は、大型車を購入する。
車を改造して移動茶店「茶柱倶楽部」を開店し、お茶をくれたお婆さんの手がかりを探すために日本全国を回る旅に出る。
その②:ケッコーなお手前です。 / 作者 みよしふるまち
ケッコーなお手前です。は『月刊コミックアヴァルス』(マッグガーデン)で、
2011年〜2012年に連載していた青春茶道漫画です。
【あらすじ】
アメリカ人留学生のユージーンは、武道だと勘違いして茶道部の見学を先生に希望した。たまたま近くにいた鳥居樹は、茶道部顧問から茶室へ案内するよう頼まれる。
茶道部には部長がひとり、案内だけのつもりだった樹も体験することになる。
体験の途中でユージーンは武道でないことに気づき、立ち去ろうとするが、樹がお茶を点てるからそれを飲んでから帰るように告げる。
その③:茶の湯のじかん / 原作 早川光 漫画 pikomaro 監修 木村宗慎
茶の湯のじかんは『ヤンジャン』で、2018年〜2019年に連載していた茶道漫画です。
【あらすじ】
主人公の茶々原水希は人間関係に疲れて仕事を辞め、
現在は契約社員として働いている。
ある日、現在住んでいるシェアハウスに抹茶好きのエマがフランスから引っ越してきた。
自らお茶を点てるエマの影響で、水希も茶道に興味を持つようになっていく。
その④:私は利休 / 原作 早川光 漫画 連打一人 監修 木村宗慎
私は利休は『ジャンプ改』で、2011年〜2013年に連載していた茶道漫画です。
【あらすじ】
雪吹なつめは小さな出版社に勤めているOL。
仕事帰りの道中で落とし物をしてしまい、それを拾ってくれたイケメン茶人・山上宗刻と出会う。
職場の後輩・田中芳郎と一緒に宗刻が主宰している茶道の体験教室に訪れる。
そして、二人は茶道の世界に魅了され、どんどんのめり込んでいく。
その⑤:茶の涙〜Larmes de the〜 / 作者 水面かえる
茶の涙〜Larmes de the〜は『EDEN&ブレイドコミックアーカイブ』(現『WEBコミック EDEN』)で、2009年〜2011年に連載していた日本茶漫画です。
【あらすじ】
舞台はフランス・パリ。
フランス政府が突然日本茶の輸入を禁止し、交渉のために同行した農林水産省の新米職員のハルカ。
1回目の交渉ではうまくいかず、どうにか再交渉の約束を取り付けた農林水産省一同はパリ市内の寿司店を訪れる。
そこで京都の老舗茶屋で筆頭茶師を務めていた内藤涙に出会う。
おいしいお茶を淹れる内藤涙に、ハルカたちは再交渉をする際に助けて欲しいとお願いする。
まとめ
お茶にまつわる漫画をご紹介してきましたが、いかがでしたか?
ぜひ、飲むのと合わせて、秋の夜長のお供にしていただけたら嬉しいです。
静岡茶商工業協同組合が運営している「一茶」では、
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