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氷水出し緑茶で、夏を乗り切ろう!

2022.07.01(Fri)

異例の早さで梅雨が明け、災害級の猛暑が連日話題になっている、今日この頃。

外出時の溶けるような暑さに、吹き出す汗。こまめな水分補給は必須です!

今回は、猛暑で疲れたカラダに嬉しい、氷水出し緑茶についてご紹介いたします。

 

氷水出し緑茶とは

氷水出し緑茶とは、氷水でお茶のエキスを抽出した、緑茶のことです。

緑茶を淹れる時は、お湯の温度が高いほど、

渋みの成分であるカテキンが抽出されやすくなります。

逆に50℃以下だと、旨味成分であるアミノ酸が多く溶け出してきます。

では、氷水だとどうなるのか…。

答えは、氷水だとカテキンはほとんど抽出されず、

アミノ酸はお湯で淹れた時よりも1.5倍も多く溶け出すことがわかっています。

氷水で、茶葉を多めにして濃く淹れると、甘みと旨味を強く感じることができ、

上質なお出汁を飲んでいるような味わいを楽しむことができます。

 

氷水で新たなカテキンが出現する

抗菌効果が期待できるカテキンがほとんど抽出されなくなるなら、

健康成分が少なくて、ただ美味しいだけのお茶になってしまうのでは?

と感じる方もいらっしゃると思います。

しかし、氷水で淹れると、新たなカテキンが出現することがわかっているのです。

その新たなカテキンは「エピガロカテキン」と言って、この成分が体内へ入ると、

細菌やウイルスなどの外敵が侵入した時に最前線で戦う細胞である

「マクロファージ」を活性化し、免疫力を高めてくれます。

ちなみに、この「エピガロカテキン」は、

お湯出しの時にも抽出されてはいるのですが、

カテキンがその働きを抑制してしまっているそうです。

 

氷水出し緑茶の作り方


①煎茶10gを急須に入れて、氷水100mlを加える。

②およそ5分(銘柄により多少前後します)待って、茶こしを使って湯飲みに注ぐ。

 

※「深蒸し茶」を使うと、氷水でいれても苦くなるので避けてください。

 煎茶であればどんな銘柄でも水出しでうまみが増しますが、高級な煎茶であればよりうまみや香りが増すためおすすめです。

(安価なお茶は、深蒸し茶や、細かく砕けた茶葉が混ぜてあることがあり苦みが強くなります)

※飲んだ後の急須は、冷蔵庫に保管しておくと何度も氷水でいれることができます。

ただし急須のお茶は、必ず1煎ごとに全部注ぎきって下さい。

(※いたむことがあるので保存は1日以内)

※1煎目がもっとも香りが強いですが、味は4~5煎以上楽しむことができます

※味が薄くなってきたら、熱湯を加えると、お湯でいれた時とほぼ変わらない味の、渋めでカテキンたっぷりのお茶を飲むことができます


引用元:ためしてガッテンストーリー

 

まとめ

今回は、氷水出し緑茶についてご紹介してきましたが、いかがでしたか?

温かい緑茶とは違う味わいを楽しんでいただきながら、

暑い夏を乗り切っていただけたら嬉しいです。

 

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