血糖値が気になる方におすすめ 「秋冬(しゅうとう)番茶」
2021.10.01(Fri)
10月に入り、風も冷たくすっかり秋めいた季節になってきましたね。
皆さんは、
今の季節に収穫される秋冬(しゅうとう)番茶というのはご存知でしょうか?
今回は、この秋冬(しゅうとう)番茶についてお伝えいたします。
秋冬(しゅうとう)番茶とは
お茶は1年に4回収穫されます。
(お茶の産地や種類によって、時期に違いがあります)
・一番茶(新茶)・・・4月中旬から収穫
・二番茶・・・一番茶の収穫後、約50日で収穫
・三番茶・・・7月中旬〜8月上旬にかけて収穫
・四番茶・・・9月下旬から収穫
秋冬(しゅうとう)番茶は、三番茶の芽を摘まずに、
9月下旬〜10月中旬に摘んで生産されるお茶のことを言います。
秋冬(しゅうとう)番茶の特徴
一番茶や二番茶と比べると下級のお茶となりますが、
体に良い成分を豊富に含んでおり、スッキリとした味わいで飲みやすいのが特徴です。
秋冬(しゅうとう)番茶には下記のような成分が、主に含まれています。
・ポリサッカライド
血糖値の上昇を抑える効果があると言われている
ポリサッカライドを多く含んでいます。
その量は、一般的な煎茶と比べるとおよそ4.5倍で、
血糖値が気になる方にもおすすめです。
ポリサッカライドは熱に弱い成分なので、水出しで飲むのが効果的です。
・カテキン
抗酸化作用や抗菌・抗ウイルス作用など様々な効果があります。
一般的には時期が経つほど、カテキンが多くなると言われています。
・ビタミン
煎茶にはビタミンA・B・Cが含まれており、
秋冬(しゅうとう)番茶では特にビタミンDが多く含まれています。
・カフェインは少なめ
煎茶には100mlあたり約20mgのカフェインが含まれていますが、
秋冬(しゅうとう)番茶は、100mlあたり約10mgと半分ほどとなります。
就寝前や小さなお子様も安心して飲むことができます。
まとめ
秋冬(しゅうとう)番茶についてご紹介してきましたが、いかがでしたか?
お茶にも個性があり、その効果も十人十色。
様々なお茶の味や香り、効果を試して、楽しんでいただけたら嬉しいです。
静岡茶商工業協同組合が運営している「一茶」では、
選りすぐりのお茶をご紹介しています。
ぜひ、お気軽にお立ち寄りください。
※一茶については、こちらをご覧ください。